交通ルール

じーさんとその孫二人が交差点に差し掛かる。渡り始める直前に信号が青の点滅から赤に。走り出すじーさん。一瞬びっくりして出遅れながらも走り出す孫二人。そして横断を待つ左折車。

おいおい。

いくら普段はそうやってるからと言ったって孫を引き連れている時にそれをするかね。孫の手を引いてるならまだしも自分だけさっさと渡ったりしたら危ないことは想像に難くないだろう。子供はこういうところで学んでいくのに、いきなり嘘を教え込んだらダメでしょうに。

一瞬戸惑ったところを見ると「赤は止まる」という認識は一応あったのよね。でもこの一件で認識が揺らいでしまうんじゃないだろうか。「赤は止まれだけどじーちゃんと一緒なら大丈夫」とか「赤は止まれだけど急いでいたら大丈夫」とか。そういう認識のブレが飛び出し事故という結果になって現れてるんじゃないだろうかと妄想に近いくらいに想像を働かせてみた。

子供が飛び出し事故にあった親と子供がいても赤信号で渡っちゃう親の統計を取ってみたら面白いんじゃないだろうかと、適当に考えてみる。