ネット依存症?
NHK教育でなんかやってた。しかしこの医者だかなんだか知らないけど変なこというよね。「バーチャルな世界」ってなんだよ。パソコンの向こうでは人工無能なんかのスクリプトが相手してたりロボットかなんかがキーボード叩いてたりマウス動かしたりしてるとか思ってるのかねぇ。チャットしようが掲示板に物書こうがディスプレイの向こう側にいるのは人間ですよ。そのリアルな人間とのまさにリアルタイム(に近い)やりとりがあるからこそ面白いんじゃないですか。
とくにいまブログを活発にやってる人なんかはこの感覚、わかるんじゃないだろうか。記事をアップして数時間後にはトラックバックが来たりコメントが付いたり。そこから議論を発展させたり時にはフレームになったり。そういう知的(?)なゲームが全国規模で、外国語が出来るなら世界規模で出来るんですよ。こんな面白いおもちゃをほっといたり害悪だなんて言うのはちょっと違うんじゃないだろうか。
まあこんな面白いおもちゃも使い方を間違えれば怪我をしたりする訳で、たまたまそういう人がクローズアップされてるに過ぎない。一日中おもちゃで遊んでればそりゃ疲れるわけで、どこかおかしくなっても不思議じゃないんですよね。
さらに言えばネットを始めてからやれ引きこもりになっただの多重人格になっただのってちゃんちゃらおかしい。そういう人はネットをしなくても遅かれ早かれそうなったに違いないのですよ。それをネットのせいにしてパソコンから離れろだのなんだのと。ファミコンが流行りだした時の親の反応そのものがアカデミックな世界を巻き込んでいたずらに事が大きくなっているようにしか思えない。
しかもそういうヒステリックな反応の方が声が大きい、大きすぎる事が多いのでいまだに「ネット、パソコン=悪」みたいな感じになっているし、蛇足だがいまだにゲーム脳で飯を食ってる人がいる。こんな風にいたずらに人の不安を煽って商売してて恥ずかしくないんだろうか。ノストラダムスの時もそうだし、Y2Kの時もそうだった。いたずらに不安を煽るだけで何事もなければ静かにフェードアウトしてフォローもなにもない。評論家よりも宗教家になった方が儲かるんじゃないのかね。
と中途半端に終わる。この辺が俺の頭のへぼさを物語ってますな。