プロ野球あれこれ
俺もだが、どんな人も想像したであろう、ライブドア新球団構想に関して巨人は相変わらず拒絶。阪神等セ・リーグはおおむね好印象であった。これはセ・リーグ各球団としては巨人戦が減らなければどうでもよい、という事の表れなのでしょう。プロ野球そのものを良くしていきたいというスタンスでの発言ではなかったはず。
逆にパ・リーグが1リーグ制に移行したいのはやはり巨人戦が目当て。手っ取り早くいろんな数字が取れるから。
・・・ほんとにバカらしい。数十億負担しているとか経営陣はぶつくさ言うけれどもそんなに負担するのがいやなら球団を手放せばいいんですよ。負担するのはいやだ、けれども球団は手放さないって子供のワガママじゃないんだから。自分の手に余るようならば資金が豊富にあるほかの企業に手放せばいいんですよ。それを難癖つけて同じ本拠地にしないとダメだとか地元民の声もある、とか。
「巨人がずっと実権を握っていた」とか批判するオーナーもいるようだけど、それを許したのはあなた方じゃないの? ずっとおんぶにだっこしてたのはあなた方じゃないの? 経営陣が本当に野球が好きでプロ野球を良くしたいというのならばこれまでの巨人の横暴には屈しなかったんじゃないの?
選手がストをやったら損害賠償を請求? 本当に頭が狂っているとしか思えない。春闘でもなんでもストをやった組合に対して損害賠償を請求した企業がこれまであったかい? それをプロ球団は平気な顔をしてやろうとしている。ストになるということは自分等の努力が足りないとかそういうことは思わないのか? 巨人に限らずどの球団も「たかが選手」と思っている、それが先の発言に繋がるんじゃないのか?
この経営陣がすべて手を引いて12球団すべて新企業が持って新しいプロ野球になるならばもっと違った展開が見えてくると思うのです。「自分たちだけは特別」と思っている12人が牛耳っているうちは何をしたってプロ野球は衰退していくだけです。
「リストラ、リストラ」と騒いで従業員の給料を減らしながらも自分の報酬だけは減らさないダメ社長を見ているかのような気分になるのです。