つまりのところの現在の状況

今年度になってから会社にほぼ行けてないんですよね。薬を飲んで寝れば起きるのは昼ですから。半休をとっても間に合わないのですよ。9時頃おきてもぼけーっとPCの前に座るだけでなんら出勤のための支度をしようとしない。そしてまた寝てしまう。

こうなるに至るまで他の人と比べてきつい仕事をしていたという訳ではない。内容を見ればむしろ簡単な部類だったのではなかったかと思う。ただ、なぜか俺にはきつかった。現代を生きるプログラマの必須言語であるSQLがどうしても組めなかった。DBの構造を視覚的に捉えるER図も無かったのもちょっとこのプロジェクト微妙じゃないのかとも思ったが、どの人もガンガンSQLコード書くので俺もなんとかしてやらなきゃいけない。C言語の仕事だとして入ったわけだったが、C言語でコーディングしたことはほぼ無かった。

物理設計とコーディングとテストを担当していたのだが、物理設計書を起こすための論理設計書が存在しない。使用を知っている人とのミーティングのみでなんとかしろ、と。それが複数人いっぺんに話すもんだからカクテルパーティ効果の効かない俺には結局やらないのと同じ結果に。残ったのは意味不明なメモ一枚。それを元に物理設計書を起こそうとするが、DBの基本がなってない、そしてそこの業務を知っている訳でもない俺は書けるはずも無く、また担当に聞きにいくことになるのだが、忙しくて居なかったり、涼しい顔して「あれでわかんなかった?」とかいうのでもう聞きに行くのも億劫に。こんなんでものが出来上がるはずも無く。ただ、一度できればバグは他社の書くプログラムよりは少なかった、ように感じた。

また、「最新版」と渡されたDBのレイアウト表が既にメジャーバージョンからして古いものだったり。仕事をやらせる気がないのか、と。結局この仕事はリタイアした。それが3月末。

そういや、去年、おたふく風邪で休んだあとはリハビリという言葉も無くいきなり前線に投入され、週単位で作業場所が変わったことも。思えばこの時点で忙しいという点ではなく、環境がめまぐるしく変わるといったことでかなりきつい状況だったんだが、3月頃、やっと腰を落ち着かせることができる仕事を割り当てられる。

そしてこの仕事も上の頭がおかしかった。毎週のように変わるDBレイアウト、それに伴う仕様書の変更、レビュー。レビューは俺は出なくても良かったんだが、持って行く人が反論してくれない(それくらい地位が違った、とも言う)のでいつも課題がどっさり。日曜はあったが土曜日は無かった。

進捗管理の手伝いということで入っていきなりやったのがMS Projectのガントチャートの線引き。平社員にやれと申されますか。FPで見積もりを書けとか。いやファンクションポイントは(言葉として)知ってるけど、見積もりって貴方・・・。

一週間もすればただの開発部隊になっていた。ほとんど仕様書も見ていないチームのシナリオテストのシナリオつくりをやらされ、そのままレビューまでやった。結果は見るまでも無くボロボロ。たんにかませ犬で終了。3日でなにができるというのだ。その後の会議で「○○(俺)は××チームじゃないんだからできる訳がないだろう、なぜやらせたんだ」という部長の一言があったので救われたが、一人トイレで泣いた。その後、その××チームの人たちは2人がかりで2週間あまりを費やしてなんとか作り上げていた。やっぱり時間稼ぎのためのかませ犬役だったらしい。

結局のところその仕事もいつの間にかお流れになり、戻った先がまたデスマーチ。PMが見積もりの時点でかなり誤り、ものすごい状態に。それが去年の5月あたり、俺がここで書き始めた頃だ。結局のところPMの舵取りが悪いというのがうち等の目にもお客様の目にも明らかだった。お客様から同情はいただいたものの、スケジュールそのものはほとんど動かない訳で。自分が把握しようと思えば机はまとまってるんだからすぐ終わるような進捗会議をわざわざ会議室を借りて「5分」とかいいつつ気づけば1時間もだらだらと続け、それでいて話した内容はほぼ反映されていない。

最後の方には2徹があったり、ほぼ毎日帰るのが終電近くだったり終電終わってたり普段温和な人がマジギレするといった状況まで起きてしまった。でもしたのつながりはやたら強かった、と思う。その頃派遣社員でかなり酷使してしまったFさん、お元気でしょうか。本当にお世話になりました。貴方が居なかったら、本当にあの仕事はどうにもならなかったと思います。こんなところでなんですが、お礼を申し上げたい。本当にありがとうございました。

その後。デスマーチだったフェーズ1を力技で終わらせそのままフェーズ2へ入ることになる。フェーズは続いているがやる内容は全くといっていいほど別。移植という点では一緒だったのかな。初版が約20年前ということもあり、仕様書もほぼ残っていなかったので現行の仕様調査から開始。線表を見るに調査→設計→コーディング→テストまでやらせてくれるらしい。あー、なんか3年やってこんなに連続したフェーズで仕事できるのは初めてだったのでかなりやる気が出ていた。あいかわらず作業効率はいいとは言い難かったのだが。

そして1ヶ月。ちょうど調査も終わり、お客様のレビューでもOKを貰ってさあ仕様書だという時になってその「Cの仕事だぞ」ということで前述のひたすらSQLを書く仕事に飛ばされることになる。言われた時点でかなりやる気は無かった。面接で落ちるように仕向けてみたが(もしかして会社に対する背任行為なのかな)不発に終わる。まさか面接をする人が俺の出身地の事を妙に知りすぎていて話が盛り上がるなんて!とゆーわけで、ER図もないDBを駆使しすぎるプロジェクトに組みいられることになるのでした。